私は子供のころから手汗がひどく、小学校のころは遠足や運動会のフォークダンスで男の子と手をつながなくてはならないとき、とても嫌でした。
「なんだよ、こいつの手、汗びっしょりで気持ち悪い〜」などと、現代ならばそれだけでいじめの対象になりかねません。
タオル地のハンカチは、趣味でもないのにコレクション…
成長してからも、手汗は収まりません。
特に夏がひどいです。
中学校などで配られる宿題のプリントは、私が学生のころは「わら半紙」という粗末な紙でしたが、そのわら半紙の上にうっかり手を置きっぱなしにしてしまったら、ものの30秒でヨレヨレに。
ヨレヨレになった箇所にはもう文字は書けません。
濡れたわら半紙に無理に文字を書くと、破れます。
私の宿題プリントは、いつも数か所に穴が開き、いたるところがヨレヨレになっていてました。

大人になっても、やはり手汗は収まりません。夏は当たり前ですが、不安になったり緊張したりすると、手相のしわから汗が噴き出ます。就職してからは紙に文字を書くことは少なくなりましたが、そのかわりにパソコンで仕事をします。
手汗でキーボードが滑り、ミスタイプを多発。
さらに、キーボードを押すたびに、キュッキュッと異様な音がして同僚に白い目で見られたりします。また、電話応対も一苦労。
取引先のお客様からの電話などで1分も話せば、受話器には汗のしずくがべったり…。さりげなくタオルで拭き取ります。
隣の同僚と電話機は共用での使用なのですが、ある日私に見えないところで、ウェットティッシュで受話器を念入りに拭いているのを見たことがあります。
ああ、私の手汗、知ってるんだ。ごめんなさい。

どこに行くにもハンカチが欠かせません。
それも、必ずタオル地です。転職したばかりの時、わからないことだらけで緊張の毎日。
手汗を拭くのに使っただけなのに、夕方には湿っているタオルハンカチ…。いつしか、自宅には大量のタオルハンカチが引き出しに備えられています。もうコレクションと言っても過言ではないでしょう。
本気で手汗 解消できたらもっといい人生を歩んでいたのではないかとまで思っています。